謹 啓 貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
弊社は、日本を代表する大手企業や金融機関と共同で実証を重ねた「営業部門の生産工学戦略」の提供に、情熱をもって真摯に取り組んで参りました。おかげさまで2023年11月1日に創立20周年を迎えました。
現在の日本は、「2022年GDP(国内総生産)ランキング」で米国と中国に次ぐ世界第3位ですが、各国の総人口で割った1人当たりのGDPに置き換えると「世界第27位」と下降の一途を辿っています。
一方、国内GDPに占める「第三次産業のサービス業」の割合は約70%と拡大の傾向を示しており、加えて全就業者数の中でサービス業に従事している就業者の比率も70%超にのぼると言われています。
特に「サービスと付加価値を提供してきた営業部門」では、気合や根性、カンやセンス、知識や経験など、属人的に扱われてきたことが多かったため、生産性向上と品質向上を果たしていない状態となっています。
戦後の日本は、「第二次産業の製造部門」の原動力となった「TQM(総合的品質管理)」に取り組んで、生産性と品質の向上を果たしました。コロナ禍以降は、「営業部門の生産性向上」に工学的に取り組むことで、
生産性と品質の向上に加えて各種事業の存在価値を示していく時代です。今はその過渡期に相当します。今こそ、TQMを応用した「TQSM® (トータル・クオリティ・セールス・マネジメント)」に真摯に取り組み 、営業人材の成長と営業組織の強化に加えて、顧客満足度と従業員満足度の両立も果たして参りましょう。それらは、皆様方の更なる事業発展と各地域の更なる経済発展を、中長期的に促すことにも繋がります。
皆様方の各種の産業企業や金融機関におけるその取り組みを、全身全霊にてご支援させて頂きます。
謹 白
